コロナ禍の北海道(道北)


昨夜は変な時間に仮眠を取ってしまったので再び眠りについのは朝4時を過ぎた頃で外は少し明るくなっていた。


ありがたいことに今日は快晴。
気温も24℃程度で過ごしやすい。


北防波堤ドームへ。
神殿の柱のようなもので支えられている。
この辺は樺太の南半分を日本が統治していた頃の出航場所だったので、威厳がある外観にしたらしい。


防波堤の内側から。


開基百年記念塔。
開拓100周年を記念して作られた塔であるが1978年竣工なので、かなり古めかしさがある。


展望台に上がってみる。


展望台からの景色はこんな感じでかなり遠くまで見渡せる。


展望台の1階は資料室になっていた。


最初に見たドーム式防波堤の写真も残っていた。


1700年に作られた北海道の地図。
測量技術が未発達だったので、実物とはかなり異なる。


売店を見つけたので立ち寄ることにした。


ソフトクリームを食べる。(380円)
歩ていると汗ばんでくるのでクールダウンできた良かった。


ソ連の侵攻で樺太を手放すことになり、本土への疎開を余儀なくされた。
この像は樺太で築いたものを全て失った絶望を現しているらしい。


この像から稚内の街並みがよく見える。
アーチ防波堤は道路の半分くらいなので、防御力はイマイチなのかもしれない。


ノシャップ岬に到着。


最北端は宗谷岬なので微妙な立ち位置なんだよな。


付近には飲食店が点在するけど、まだ疲れが溜まっていないので、昼食はもう少し後にすることに決めた。


駅のようなものがあるな、と思って立ち寄ってみたら稚内駅だった。
どうやら昨日の寂れた駅舎は南稚内駅で別物だったようだ。


稚内駅はモダンで新しかった。


駅の2階には映画館が入っている。
駅ナカ映画館は珍しい気がする。


日本最北端駅。
昨年末は日本最南端駅に行ったので、これで南北を制覇したな。


稚内副港市場に到着。
この建物には樺太記念館も入っているので同時に観光する。


市場で海鮮丼を食べる。(1,300円)
うに丼が名物なんだけど、4,500円の価格に躊躇してしまった。。
海鮮丼の値段を200円上げて、一切れだけ乗せてくれるだけで良いんだけどな。


2階の樺太記念館へ。
これは樺太を南北に分けていたときの標石。


今でも樺太には日本統治時代の建築物が数多く残っているようだ。
直接、この目で見て見たかったけど、ロシアへの観光は20年とか、そういうレベルで無理だと思う。


日本最北端の宗谷岬を目指す。


遂に到着。
ここが日本の最北端。
せっかくなので最南端も踏破したいけど、沖縄の離島なので、難易度が断然、高い。


流氷館に入ってみる。


去年の北海道旅行でも似たような施設に入った記憶がある。


内部には本物の流氷が置かれており、気温はマイナス12度に固定されている。
めちゃくちゃ寒いので3分くらいで退散。


流氷館の向かい側の高台にも何かあるので登って確かめてみる。


戦時中の監視所が残っていた。


監視所からは流氷館が見える。


白い道は未舗装かつ道路が狭い、という事前情報を得ていたので、パスする予定だったけど、せっかくなので行って見ることにした。


ここが開始地点。


名前の通り、道が白い。


道には貝殻が敷き詰めてある。


道路が狭い割に対向車も来るので、一方通行にした方が良い。
でも景色は最高だった。


今夜の寝床である月形温泉に移動。
280Kmもあるので、道の駅を見つける度に休みを取る。


トマトジュースでのどを潤す。
果肉感たっぷりで美味しい。(220円)


月形温泉まであと50Km。
すっかり日が暮れてきた。


19時頃にようやく到着。


映画男はつらいよ、に出てきそうな昭和な部屋だった。


ベッドはなく寝具は布団。


温泉に入れるのが嬉しい。
宿代もこの旅の最安値で3,800円。
駐車場代も無料だ。


昭和な温泉にありがちなレトロゲームも残っていた。
壊れずに稼働し続けてほしい。


夕食を食べようと思って外出したんだけど、休み。


ここも休み。


まさかの全滅、という事態になった。


トボトボとホテルに戻る。
やっぱり都市部に部屋を取るべきだったな、と後悔した。


夕食がファミマの弁当になってしまった。
40%増量キャンペーンをやっていることを知っていたので対象商品を狙ってファミマにしたんだけど、結局、1個も残ってなかった。