俺のひとり旅3月、たまたま4連休になったので泊りがけで大井川鉄道の千頭駅から井川駅を結ぶ南アルプスあぷとラインに乗ることにした。
せっかく静岡まで行くので、1泊2日の泊りがけにして初日は列車、2日目はクルマで沿線沿いを探索しようと思っている。
【初日】クルマで千頭駅へ向かい南アルプスあぷとラインに乗る
昨日は0時前には就寝し、朝6時の目覚まし時計で起きた。
軽くシャワーを浴びて、6時半には出発。
静岡県を目指す。
清水インターを降りて、南アルプスあぷとラインの始発駅である千頭駅を目指す。
雨も降っているし、道も狭いので疲れる。
少し休憩。
9時半頃に千頭駅に到着。
道の駅に隣接しているので、そこに車を停めることができる。
雨は本降り、これは止みそうにない。
10時18分発の列車に乗るので、まだ時間がある。
とりあえず駅構内に入り、周遊きっぷを買った。
2日間に渡って乗り放題になる切符で1800円。
SL資料館が隣接されているので、ここで出発まで時間を潰すことにした。
これから乗る井川線は急こう配のため滑って登れない区間があるので、普通のレールに加えて歯車をかみ合わせるアプト式という方式を採用している。
なんでも国内でアプト式を使っているところはこの井川線のみらしい。
昔、こういう観光地で売っているキーホルダーをみんな集めたたよな。
俺もかなりの数を持っていたと思うけど、どこかのタイミングで捨ててしまった、と思う。
取っておけばよかったな、って未だに後悔するよ。
10時になった。
あと少しで出発だ。
大井川鉄道の公式キャラクター。
作画がPA Worksっぽい。
これから乗る井川線。
普通の電車と比べるとかなり小さい。
車内。
前方2両は暖房があるけど、後方の3両にはない。
今日は雨でかなり空いているけど、より空いている方を狙って、暖房なしの車両にした。
いよいよ出発。
雨が降っているんだけど、写真を撮りたいので、開ける。
山間なので、かなり寒いよ。
速度は遅い。
沿線沿いを流れる大井川と自然を楽しむ。
アプト式列車を連結するときは少しの間、駅に停車するので、その様子を眺めることができる。
急こう配を登っていく
大井川にはダムがたくさんあるんだよ。
秘境駅の尾盛駅。
駅周辺に民家はなく、この駅に通じる道路もない。
もともとここはダム建設のための従業員の宿舎として建設された駅なんだって。
当時は500人もの人が寝泊まりをしていたようだ。
本当に何にもない。
まだ長崎の軍艦島とか方が娯楽施設やらあるので、快適だと思う。
こりゃあ、日常の楽しみがないだろうな。
どんどん山奥に入っていく。
明日、クルマで来る予定だけど、無事に到達できるか不安になってきた。
終点、井川駅の手前の駅。
雨は土砂降りで止む気配なし。
ようやく終点の井川駅に到着。
大体、1時間半くらいだけど、窓前回だったのですっかり体が冷えてしまった。
乗ってきた井川線の先頭車両。
井川駅前。
かなりレトロ感があって良い。
階段を降りる。
すると食堂がある。
ちょうど昼時なので、ここで飯にすることにした。
静岡おでん。
かなり煮詰めてあるので、すごく柔らかい。
あとキノコそばを食べた。
帰りの列車まで2時間以上もあるので、周囲を散策することにする。
近くに井川展示館という井川ダムに関する博物館があるので、まずはそこに向かう。
井川展示館の入り口から。
このダムは映画のロケ地にもなっているみたい。
ネットフリックかAmazonプライムにあったら見たい。
博物館の裏手を抜ける。
梅が咲いていた。
期待していなかったので、得した気分だった。
そしてここから井川線の配線を歩く。
昔は井川駅よりも先まで続いていたんだよ。
正直、誰もいない。
雨の中、歩いているのは俺ひとりだった。
湖を眺めながら歩けるので、かなり気分が良い。
大体、終点まで30分くらいなので、ちょうど良い距離だと思う。
終点は空き地になっているので、クルマで来ることもできそう。
来た道をまた戻る。
帰りの列車の15分くらい前に井川駅に戻ってきた。
帰りの列車は貸し切り状態だったよ。
この車両は俺しか乗ってない。
渓谷を楽しむ。
天気が良いときに乗るのも気持ちがよさそうだな。
霧もすごい。
千頭駅に戻ってきたときには雨も上がっていた。
市街地まで移動して、ホテルにチェックイン。
税込み3000円でダブルベッドは安い。
風呂も付いているし、文句なしだよ。
近くにスーパーもある。
今夜の食事はこの店にした。
ビールがうまい。
ニョッキって初めて食べたかも。
俺の3年間の記憶を辿っても食べた記憶が全くない。
旨いけど、正直、軽すぎて物足りなかった。
帰りにスーパーでつまみと酒を買った。
今日はこれでお終い。
明日は、クルマで井川線の沿線を探索する予定。
翌日に続く。
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