コロナ禍の北海道(道東)

【3日目】暴風雨の中、根室へ。


昨夜も23時に就寝して、6時に起床。
天気予報の通り、朝から雨だった。
気温は昨日の18℃よりも更に低く、半袖だと涼しい、というよりも寒い。


北見の蓮池。
ここは元々、予定になかったんだけど、昨日のジンギスカン屋で常連のおばさんに北見のオススメ観光地として教えて貰った。


蓮は7時~8時頃が見頃で現在は6時半なので早すぎる。
花はぐったりしている。
雨と寒さのせいもあるかもしれない。


完全に開花しているときに見たら圧巻だろうな。
この蓮園は個人所有のもので市田さんという方がカンボジア旅行で見た蓮に感動して帰国後に栽培を始めた、ということだ。
我々、観光客としては感謝の言葉しかない。


この白とピンクの美しさ。
極楽浄土に咲く花になる理由が分かる。
近場にも蓮園がないか探したくなってきた。


美幌峠展望台に到着。
ここから屈斜路湖を一望できるはずだったんだけど、真っ白。
丁度、展望台から降りてきた人達の会話が聞こえたんだけど、「何にも見えない。」と言っていたので、俺は展望台に上がるのは止めた。


寒いので北海道限定のホット缶コーヒーを買って温まる。


クルマのヒーターもマックスにしている。
本当に夏休みの旅行なのかどうか疑わしくなるくらい寒い。


摩周湖の第3展望台に向けて移動。


予想はできたが、少し標高が高くなると霧で真っ白になってしまう。
第3展望台が一番、景色が良いのだけれど、行っても無駄になることが確実なので、ここで引き返した。


代わりに第1展望台へ。
ここは一番、標高が低いので霧が出ていない。


摩周湖は透明度が高く、晴れた日には摩周湖ブルーと言われる美しい湖面を見られるのであるが、今日はダメだった。


お土産屋に温度計があった。
示している気温は11℃。
関東地方では冬の気温なので、寒いはずだ。


雪ミクを発見。


イモ団子とコーヒー牛乳で朝食にする。
砂糖醤油のシンプルな味付けで美味しい。


摩周湖の裏側にも展望台があるので、移動。
途中で雨が小降りになったので、写真と撮った。
道東はこのような両サイド畑の直線が多い。


裏摩周湖の展望台駐車場に着いたが雨が強くなってきた。


裏摩周湖の展望台から。
霧が濃くてほとんど何も見えない。


10時半になったが気温は相変わらずに11℃。
半袖しか持ってきていないので、外に出ると一気に体が冷える。


野付半島に移動。
左右のとちらを眺めても海、という珍しい風景になっている。


この辺りは何もない。
地理的にも景色的にも日本の最果てだと思う。


海水の侵食によって立ち枯れした木々が並ぶ。


ここからは車両進入禁止。
クルマを停めて最果てウォーキングをする予定だったけど、暴風雨でとても無理。


ネイチャーセンターで休憩。


桟橋までのウォーキングも楽しみにしていたんだけど、中止するしかない。
今日は悪天候のおかげで予定が狂いまくる。


この辺は地理的にロシアからの漂流物が多いみたい。
俺は日ごろ、ダム湖の周辺を散策して、湖底の村から流れ着いたお宝(ゴミ)を探したりしているので、この辺に住んでいたら楽しそう。


根室に移動。
強風のため波しぶきで洋服が塩だらけになってしまった。
早くホテルに移動して着替えたい。


野付半島から根室まで100Km近くある。
早朝からの運転で疲れてきたので、少し休憩。


どうにか根室のイーストハーバーホテルに到着。
エアコンは暖房を入れた。


部屋は5階で景色は悪くない。


服も濡れて体が冷えたので風呂に入る。


花まる、という回転寿司屋に行く予定だったけど、せっかく風呂で温まって服も着替えたのにまた濡れたくないな、と思って中止にした。
クルマで行く、という方法もあるけど、そうすると酒が飲めないからね。


代わりにホテル内のレストランで夕食。
妥協してしまったが仕方がない。


根室の地酒、北の勝の熱燗を注文。
やっぱり寒い日には熱燗に限る。


仔羊のエスカロップ。
バターライスの上に牛かつを乗せて、デミグラスソースをかけた料理で根室の名物らしい。
味はもう見た目の想像通り。
不味くはないがありきたりな味。


宗八カレイを注文。
日本酒には干物が合う。
アジの干物よりも風味が強くて少し癖があるけど美味しい。
熱燗をもう一本、追加注文して、料金は3,000円だった。