座間キャンプ独立記念祭

日本全国各地に存在する米軍基地。
俺の生活圏内は座間キャンプと厚木基地があり、運転免許を取得した18歳の頃から付近を走る度に、金網と有刺鉄線の向こう側はどうなっているのだろう、と気になっていた。
それからしばらくして、年に数回、米軍へのイメージアップを図るための開放イベントが開催されていることを知ったのだけど、大々的に宣伝している訳でもないので、いつもタイミングを逃していた。
今年は忘れないようにとカレンダーに登録していたので、ようやく念願の米軍基地への初潜入が果たされることになった。


相武台前駅。
座間キャンプの開場は15時だけどお昼頃に到着。


さすがに今、向かっても早すぎるので適当な街中華に入り、昼飯を食べることにした。
本当は基地内の屋台で食べたかったのだけど、15時まで待てない。
暑いのでビールがうまい。


台湾ラーメンと半チャーハンのセットを注文。
これで680円という安さ。
客がドリンクを頼まないと利益が出ないのではないだろうか。


前駅付近を少し散策したけど暇を潰せそうなものがなかったので、早めに座間キャンプに向かうことに決めた。


座間キャンプに到着。
ここは昔、陸軍の士官学校があったけど、敗戦後にアメリカに接収されて今は日米の軍事基地になっている。


オープンまで1時間もあるのに結構、人が並んでいた。


身分証と荷物検査を終えて、いよいよ座間キャンプ内へ。
遂にこのゲートの先に来たぞ。


屋台が出ている。
お昼を食べたばかりなので、とりあえずビールだけ買った。


ビール片手に敷地内を散策。
何やら演奏をしているので近くに行ってみた。


軍人さんによるジャズの演奏。
しばらく聞いていたけど、曲はアメージンググレイスしか分からなかった。
とはいえ、演奏のクオリティはかなり高かったな。


ジャズも良いけど、俺は敷地内がどうなっているのか、ということに興味があるので、散策を続けることにした。
観光客が歩けるところは限られているのかな、と思ったけど、ありがたいことに敷地内は自由に散策できた。


ホームセンターを発見。


しかし、中には入ることはできない
売っているものも見てみたかったな。


床屋。
後ろの電信柱がなければ雰囲気は完全に国外なんだよな。


これは寄宿舎だろうか。
この辺は観光客が来ないので、怒られないか若干、不安になった。


学習センター。


これは何だろう、と思ったけど郵便ポストだった。
アメリカにあるポスト同じデザインなのだろうか。


ポスター等も基本的に全て英語。


この辺は人も来ないし休憩するにはもってこいだった。


教会。
ここは立ち入り禁止の看板がなかったけど、入って良いのか分からなかったので止めておいた。


キズナホールと書かれている。


日米友好の記念碑があった。


レストラン。
敷地内にはスーパー、ホームセンター、図書館、床屋と何でも揃っている。
基本的に基地内で生活ができるようになっているのだろうな。


歩き疲れたので、チキンとビールを買ってきた。(1,400円)
甘辛いソースがかかっているのに、更にサワークリームに浸して食べる、というジャンキー感がたまらない。


8月3日には盆踊りをやるみたい。
座間キャンプは結構、開放イベントをやっているんだな。


散策を続ける。
地元の座間でこんなにアメリカンな雰囲気を楽しめると思わなかった。


自衛隊の車両も展示してあるので、興味がある人は楽しめると思う。


夕暮れなり、人がむちゃくちゃ増えてきた。


来たときはガラガラだったグラウンドもこの通り。
大体、見て回ったので、そろそろ撤退することにした。
今日のメインは日が落ちてからのバンド演奏と花火なんだけど、その頃は人でごった返すことが確実だからな。
俺は冒頭で書いた通り、座間キャンプ内の建物や構造への興味の方が大きいので、フェス的なものは見なくても良いかな。


18時頃に撤退。
普段、見られない米軍基地内を探索できて面白かった。