【4日目】釧路へ
今朝は6時に起床。
今日のホテルは朝食が別料金で1,100円なので、食べずに出発。
昨夜からの雨はまだ降り続いていた。
気温も相変わらず12℃と低い。
まずはホテルそばの根室駅を見学。
朝7時なので、出勤ラッシュの時間帯だけど誰もいなかった。
いつもクルマなので、一度はローカル列車での旅に挑戦したいんだけど、時間調整の難しさと行動範囲の制限が厳しくなるので、一回もやったことがない。
冬の北海道とかクルマの運転が怖い季節にやってみたいんだけどな。
納沙布岬へ移動。
納沙布岬に到着。
北海道は信号が少なく、走行速度が速いので、距離の割には早く着く。
時間はまだ8時。
北方館の営業時間は9時からなので、ここで朝食を取ることに決めた。
店内の様子。
客は俺一人だった。
暖かいな、と思ったらストーブが焚かれていた。
サンマ丼とカニの味噌汁を注文。
サンマはお刺身で脂が乗っていて美味しい。
味噌汁もカニたっぷりで大正解の朝食だった。
旅行中の食の充実を考えるのなら、本当はホテルの朝飯を食べないことが正解なんだけどね。
分かっていても食べてしまう。
納沙布岬に移動。
雨は少し弱くなってきたけど、風が強い。
9時なったので北方館に移動。
内部は結構、年季が入っている。
それだけ北方領土問題が長いこと手詰まりになっている証なんだよな。
昭和47年建造ということなので、築50年。
北方領土返還活動の歩みを学習することができる。
北方領土は実はすごく広大なんだよね。
竹島よりもこれらを返してほしい。
これまで返還活動に携わってきた政治家のみなさん。
記憶が曖昧だけど、20年くらい前にプーチン大統領が日本語で「ヒキワケ」とか言って2島だけなら返還しても良い、という雰囲気になったことがあったはず。
あのとき政府は4島返還に拘り、結局、1島も返って来なかったんだけど、とりあえず2島だけでも返して貰えば良かったのに、と20年前に思った記憶がある。
4島返還を願うモニュメント。
外観を撮り忘れたけど近くに資料館があったので移動。
受付で最東端到達証明書を貰った。
ソ連軍の侵攻により生活が一変してしまった色丹島の少年たちを描いた作品。
ProductionI.Gの制作。
2014年の映画だけど、全然知らない作品だった。
家に帰ってきたら視聴したい。
オーロラタワーに移動。
もしかして廃墟か、と思ったけど、新コロナの感染予防で閉鎖されているだけだった。
ソ連軍を迎撃するために作られたトーチカ。
近くまで行く予定だったけど、昨夜からの雨で足場が悪いため、遠くから眺めるだけになってしまった。
北海道立北方四島交流センター。
内部は明るく現代的な博物館になっている。
この博物館では主に北方4島での暮らしを学習することができる。
当時、北方4島で生産されていた缶詰のラベル。
日本語と英語で表記してあり、デザイン的にも洒落ている。
ロシア製のマトリョーシカ。
精巧な細工が施されたグジェリ陶器の水差し。
多数のピンバッジ。
普段、あまり目にすることがないロシア製品を見られるので興味深い。
クルマを走らせて落石峠に向かう。
特に駐車場とかはないので、この辺に駐車。
ここから徒歩で25分。
往復で1時間。
昨日、野付半島でウォーキングが出来なかったので、ようやく歩けるな、と思った。
途中に見つけた電信局の跡地。
扉は閉ざされており、内部に入ることはできなかった。
実は事前のネット情報で知っていたんだけど、ここは廃墟ではなく個人の所有になっている。
ほとんど遺跡なのにこんな物件を買うことができるんだな。
灯台まで歩くつもりだったけど、歩道がなくなってしまった。
あちこち水たまりができているので、断念。
こんなところを歩いたら靴の中までびしょびしょになってしまう。
時間的に少し早い気がするけど、釧路に移動。
途中に展望台を見つけたので休憩ついでに立ち寄った。
展望台からは北海道の雄大な自然を眺めることができる。
厚岸グルメパークという道の駅で休憩。
厚岸市はカキが名産ということだった。
それなら食べない訳にはいかない。
濃厚なうま味が広がる。
これは美味しい。
景色も最高だった。
せっかく北海道に来たんだからアイスクリームも食べよう、と思い牧場直営店にやってきた。
試食用のチーズも貰えた。
美味しい。
釧路の東横インに到着。
ダブルベッドで広い。
今回の旅行で一番、きれいな部屋だった。
釧路の街並み。
ビルが多く栄えている。
雰囲気的には札幌に似ており、北海道の大都市という感じ。
バス停のステンドグラスもお洒落。
釧路川。
やっぱり川のある街って良いよね。
花時計。
時刻は丁度17時なったところ。
川の向こう側にあるビルが気になる。
内部は土産屋が並ぶショッピングモールになっていた。
ドームは植物園のようになっており木が植えられていた。
そろそろ日も暮れてきたので、夕食にする。
この居酒屋に決めた。
釧路の地酒、福司を注文。
日が暮れてくると寒いので、熱燗が美味しい。
この居酒屋を選んだ理由はこのスープカレーを食べるため。
素揚げにした野菜がたっぷりと入っており、美味しい。
このスープカレーは大正解だった。
とはいえ、日本酒にスープカレーという組み合わせはどうなんだ、と思ったので刺身も注文。
これも新鮮で美味しい。
今日は北海道グルメを満喫して充実した一日になった。
明日に続く。