2018年末ひとり旅(怪我で旅行中止)

久しぶりの国内ドライブ旅で楽しみにしていた。
予定では途中、珍スポットやB級スポットのようなちょっと変わった観光地を巡りながら神戸のあたりまで行く予定だった。
結論から書くと秘境駅の小和田で転んで指を骨折してしまい旅行中止になってしまった。

MEMO
旅行日:2018年12月末

【初日】出発


8時頃に出発。
少し時間に余裕があるので西湘バイパスを通り海沿いのルートから最初の目的地である浜松を目指すことにした。


快晴で空気も澄んでいるから富士山がはっきり見える。
良い旅行になる気がする、とこのときは思っていた。


浜松に着いたらまずは名物の餃子を食べよう、と思ってた。
そしたらまさかの定休日。


ネットで検索して評判の良かった「記楽」に変更した。


注文した餃子定食。
付け合わせにもやしが添えられているのが浜松式。
宇都宮で食べたときも思ったけど餃子ってどこで食べてもそんなに味の違いがない気する。
正直、王将の餃子と大差はないな、と思った。


次は予め予約していたスズキ自動車の博物館へ。


写真撮影は自由。
新しい車両も展示されているのが嬉しい。
新型ジムニーは恰好良いけど2ドアなので後部座席への荷物の詰め込みが大変そうだった。


名車、カタナ。


ちょっと跨ってみたけど、ポジションがキツイ。
これは俺にはとても乗りこなせそうにないな。


スズキもトヨタと同じでもともとは織機メーカーなんだよな。


スズキが最初の軽自動車であるスズライト。
今でも通用する洒落たデザインだと思う。


他にも歴代のスズキ車が展示されているので、自動車好きにはかなり楽しめると思う。


博物館を出ると夕方。
夕陽を見ようと思って浜名湖まで移動してきたんだけど、ちょっと場所が悪かった。


今夜の寝床であるコンコルド浜松に移動。


確かシングルルームを取ったはずなんだけど、ツインルームにグレードアップされていてラッキーだった。


ホテル内のレストランで夕食にする。
サラダとドリンクは撮り放題で1600円。
スマホで撮ったのでブレてしまった。
どうも国内のレストランで一眼レフを出すのに抵抗がある。

【2日目】秘境駅でまさかの骨折


今日も快晴。
目的地の秘境駅、小和田にはクルマで到達不可能なので駅前に駐車場がある佐久間駅を目指す。
小和田駅と佐久間駅は5駅くらい離れていて30分くらい電車に乗る必要があるだけど、それくらい離れている方が列車に揺られる旅情もあって良いかな、と思いあえてそうした。


道中の道は狭いところも多く、こんなところに駅なんてあるのか、という感じがした。


佐久間駅に到着。
立派な駅舎だな、と思ったら図書館になっていた。


駅前はこんな感じで何にもない。


駅のホーム。
完全に無人で切符の券売機もなければスイカをタッチする機械もない。


プレハブの待合室があり、暖かかった。


電車が来たので乗り込む。
切符は車内にいる車掌さんから買う。


列車は山間部を走り、秘境感を予感させてくれる


小和田駅に到着。


上り方面、下り方面の両方にトンネルがある。


水道くらいあるだろう、と思って飲み物を持ってこなかったんだけど、取っ手が外されていて水が出なかった。
電車の本数が少ないので特に夏場にくる場合は水の持ち込みは必須だと思う。


駅舎の中に入る。


時刻表があった。
昼間は特に本数が少ない。


過去にタイムスリップしたかのように趣のある駅舎。


駅からの道はこんな感じになっている。


坂を降りると廃墟がある。


建物と呼べるものはこれだけで人が住んでいるものは全く存在しない。


廃墟の中は完全に荒れ放題になっていた。


一升瓶は未開封で酒が入っている。


古いかまど。


工場も隣接されている。


雨ざらしなので錆ている。
いつ頃から廃墟なんだろうな。


次の電車がクルマで2時間以上もあるので、散歩する。


隣には美しい色をした川が流れ静かで最高のロケーションだった。


落ち葉が多くなり、足場が悪くなってきた。


ここでうっかり転んでしまった。
右手にはカメラを持っていたので左手だけで着地した。
変な方向に指を負担かけてしまい激痛が走る。
あまりに痛かったので、鉄の棒で冷やした。


痛みはまったく引かないけど、散策を継続。


道の先には崩れた橋があるみたいなんだけど、崩れていて先に進めなかった。


廃車になったミゼットが転がっている。


最初の工場まで戻り裏手に回ると、神社まで5分の案内があった。


しかしこっちも崩落で進めない。


結局、駅の裏は山、表は川、民家なし、道はどこにも通じていない、という想像を超える秘境駅だった。
もはや何のために存在しているのか分からないほど。


まだ電車が来るまで1時間以上もあるが駅舎に戻ってきた。
指の痛みが酷い。
後に病院に行って判明するんだけど骨折しているから当然だ。


電車が来たので佐久間駅に戻る。


名古屋方面に移動中。
指の腫れが酷くなり、色が紫色になってきた。


一晩、様子を見るか、と思っていたけど、嫌な予感がしたので近くの病院に駆け込んだ。
レントゲンと撮って貰った結果、骨折していた。
正月明け早々に地元の病院に行くように指示された。


とりあえず、名古屋まで移動しホテルにチェックインしたが痛みが酷く、完全に旅行の高揚感が消失した。


飯も何でもいいや、という気分になりホテルから一番、近くにあった中華料理屋に入った。
飯を食べている間もとにかく指が痛くて、旅行の継続は無理だな、と諦めた。

【3日目】旅行中止


朝起きると痛みが引いていたので、せっかく名古屋まで来たんだから少し観光して帰ろうかな、と思い気が変わった。
しかし、出発する準備をしていると活動で指を刺激したせいかまたズキズキと痛くなってきた。
チェックアウトしてホテルの外に出ると、すごい雪。
東名がチェーン規制や通行止めになったら帰れなくなるな、と思い、早々に帰ることを決意。


雪の中、5時間程度かけて自宅に戻ってきた。

まとめ

骨折で旅行を中断、というこれまでにない最悪の結果になってしまった。
せめてもの救いは左手の骨折だったのと、冬休み期間を治療期間で少しは相殺できることくらいだ。
指が回復したら次の旅行(GW)にリトライするかどうか検討しようと思っているが、指を骨折した人のブログを読んでいるとリハビリが思ったよりも大変で時間がかかりそうなので、憂鬱な気分になっている。