今日も朝から雨。
それも酷い暴風雨だった。
ホテルで貰ったマクドナルドのバウチャーを使い朝食食べて、雨が弱くなるまで待つ。
10時頃に小降りになったので、出発。
霧が出てバギオの街は真っ白だよ。
バギオ大聖堂に到着。
ここはまさにバギオのシンボルになっている場所で8年前に来れなかったことに後悔していたんだよね。
内部はピンク色に統一されていておしゃれ感がある。
磔にされるキリスト。
屋根を叩く雨の音が強くなってきた。
弱くなるまで、待つ。
途中、バス会社のオフィスに立ち寄り、明日の帰りのチケットを買った。
バギオ博物館に到着。
雨が降っているから、とにかく早く屋内に避難したかった。
1915年のセッション通り。
バギオの目ぬき通りで俺が止まっているホテルもここにある。
当時は本当に何にもないね。
1930年代に移住した日本人はバギオの発展に大いに貢献したらしい。
しかし、どうしてまたこんな不便な場所に移住しようと思ったんだろうね。
戦時中は日本が統治していた時期もあったらしい。
こんな田舎まで占領するってすごいな。
しかも、パールハーバーの翌日に攻撃したのか。
博物館には七夕の飾りもあった。
まさか、ここで七夕飾りが見られると思わなかった。
小さい博物館なので、すぐに見終わる。
外に出ると相変わらずの暴風雨。
雨が弱くなるまで、待つ。
バギオの中心にあるリサール公園も水浸しで歩ける状態じゃない。
マンホールからは水が溢れている。
スコールのような土砂降りになり、適当な軒先に避難する。
体も冷えてきたので、セブンイレブンで一休み。
空を見ても雨が降り止む気配すらない。
1時間待っても、状況は変わらないので、気を取り直して出発。
霧がすごい。
そして、またバケツをひっくり返したかのような土砂降り。
ここで心が折れた。
靴、パンツ、カメラに携帯、あらゆるものびしょ濡れで、道路もあちこち冠水し、何より、寒くて、観光どころじゃない。
もう完全に嫌になり、残りの予定を全てキャンセルすることに決めた。
ホテルに戻って、身の回りの物を乾かし、今日の旅日記を更新する。
2時間もすると、雨が上がったので、SMモールで飯を食べることにした。
この写真はSMモールのテラスから。
遠くにはバギオ大聖堂も見える。
夕食はまたステーキにした。
これにスープとビールが付いて450ペソ。(1000円くらい)
近所のステーキハウスで同じものを食べたら、3000円くらい取られると思う。
帰り、SMモールのゲームセンターでお菓子をたくさん取った。
全部で100ペソ。
もう少しでジャックポットが取れそうだったんだけど、あんまりたくさん取ると、食べきれないし持って帰れないないな、と思ってやめた。
SMモールを出ると、また暴風雨だったので、タクシーで帰ってきたよ。
今、22時だけど、もう今日は何もすることはない。
旅行ももう終わりが近い。
明日は、マニラに帰り、明後日は日本に帰る。
大雨のため、充実した観光とは言い難いけど、8年前に逃げ出した街を探索できて良かった。
連日の暴風雨での旅路は記憶に残ると思う。