北海道ひとり旅(小樽、札幌、函館)

まだ肌寒い3月に3連休を利用して、北海道に行ってきた。
LCCのジェットスターを使って、片道6000円くらいだったと思う。

MEMO
旅行日:2015年3月29日~2015年3月31日

【初日】深夜便で新千歳空港へ。とにかく眠かった。


格安チケットを取っているので、成田発で朝6時。
始発電車でも全然、間に合わないので、深夜1時にクルマで出発した。
まずは、最寄りの海老名パーキングエリアでコーヒーを買う。
この非日常感がたまらない。
旅の醍醐味って実はこの出発の瞬間だといつも思う。


2時間ほどクルマを走らせて、成田空港最寄りの酒々井パーキングエリアに到着。
時間は3時。
人は少なく、静まり返っていた。


クルマを預けてCINを済ませる。


朝5時の成田空港。


夜明けだ。


6時になり、ようやく搭乗。


そして、ウトウトしていたらあっとい間に新千歳空港に到着。
やっぱり国内線だと早いね。


空港内の飯屋からして既にうまそう。
これは期待できるな。


予約していたスカイレンタカーでクルマを借りる。


車種はホンダのNBOXだった。
気温はかなり寒くて、北海道はまだ冬だね。


広い道路を進み、とりあえず札幌市内に向かう。
睡眠不足なので、気を付けないと危ない。


ガッカリ観光地という不名誉な言われ方をされている時計台に到着。
確かにビルや道路に囲まれていて、雰囲気は全くないな。


中は結構、おしゃれな感じ。


昔はこんな感じで草原の中にあったみたい。
ここから大分、発展したな。


クルマを走らせて、小樽に到着。


運河の水は結構、濁っている。


昼食にする。
やっぱり北海道と言えば味噌バターラーメンだよね。
さらに海鮮も付けた。


お腹がいっぱいになった後は、小樽運河の付近を散歩する。
この辺りは小樽ガラスのお店がたくさんある。


鮮やかなグラデーション。


さらにこの辺りは開拓時代の古い建物も残っているので、ついでに見て回る。


これは北海道拓殖銀行。
内部も結構、雰囲気があるね。


カトリック小樽教会。
北海道は結構、特徴のある教会がたくさんあるので、巡ってみるのも楽しい。


クルマを走らせ、ニッカウイスキーの工場へ。


余市の香りが好きでたまに飲んでいたので、興味があったんだよな。
最近は胃の調子も悪いし、値段も高くなってきたので、すっかり飲まなくなったけど。


試飲もできるので、運転しないならどうぞ。
10年の余市なんて、相当、高価だよね。
この工場見学は無料なので、かなりのお得感があるよ。


このあとは小樽に戻ってホテルにCIN。
夜の小樽運河を散策した。


倉庫はバーになっているので、地ビールを楽しむことができる。
完全に寝不足なので、ビールを1杯だけ飲んで早々に引き上げたよ。

【2日目】函館までロングドライブ、そして夜景を見る


昨日、止まったのは、スマイルホテル小樽。


朝食付きで3300円という安さだった。


神威岬を目指す。
天気は快晴で絶好のドライブ日和だ。


神威岬の駐車場に到着。
9時頃なので、早朝って訳でもないんだけど、誰もいなかった。


まさかの通行止め。


だけど横からすり抜けられるので、自己責任で進む。
ここまで来て引き返す訳には行かないからね。
しかし、本当に絵に描いたような岬だね。


歩くこと30分くらいで先端の灯台が見えてきた。


灯台からの景色。


ここから函館を目指す。
200Km以上あるので、かなりの長旅になる。


運転すること5時間。
もう日も暮れてきた。
北海道のドライブって憧れるけど、実際は距離がありすぎるので、飽きてくるよ。


トラピスト修道院に向かう。


どうにか日が暮れる前に着いた。


残念ながら見学は予約制みたいだ。
でも実際、キリスト教徒でもないし、興味はあっても申し込み難いよな。


ちょっとした展示室は公開されていて、修道院での生活について知ることができる。


キリスト教徒って日本にもたくさんいるだろうけど、トラピストというのは、究極だと思う。
だって、基本的には外出もせずに、修道院の敷地内で自給自足の生活と祈り、そして聖書に関する研究に全てを費やす訳だからね。
世捨て人か、と思いきや、そういう動機の人は門前払いされるんだよ。
心から神に尽くす、という人しか入れない。


日も暮れてきたけど、函館で教会巡りをする。
函館は結構、魅力的な教会がたくさんあるんだよ。
これは、函館聖ヨハネ教会。


函館ハリストス正教会
ロシア正教の教会だ。


カトリック元町教会
同じキリスト教でもロシア正教とカトリックでは教会の雰囲気が全然違う。


函館山からの夜景を見て、今日は終わり。
夜は冷える。

【3日目】函館観光、そして旅の終わり


昨日、泊まったホテルはここ。
結構、きれいなホテルだった。


函館は路面電車が走っているんだな。
教会もたくさんあるし、なんとなく雰囲気は長崎に似ている。


赤レンガ倉庫へ。


まだ早いので開いてなかったけど、中はショップやレストランになっているんだよ。
まぁ、横浜のそれと同じだよな。


クルマを停めて朝市を見学。


海鮮丼を食べた。


トラピスチヌ修道院へ。
昨日のトラピストは男子修道院でこっちは女子修道院だ。
名前的にはこっちの方が有名だと思う。


敷地の手前の方は観光客に開放されているので、自由に散策することができる。


何歳くらいで修道院に入るんだろうね。
途中で後悔したりしないのかな。
例えば20歳くらいで修道院に入って、35歳くらいでやっぱり止めとけば良かったな、って考えが変わったらどうするんだろう。


ここにも博物館があって修道院での生活を垣間見ることができる。
結局、労働もある訳だしな。
一度きりの人生を信仰に捧げる、というのは、俺には想像もできないような考えがあるんだろうね。


時間がなくなってきたので、帰りは高速を使って札幌に移動する。
一車線しかなく、軽自動車は遅いので、結構、煽られる。


レンタカーを返却。


空港に移動して、ジンギスカン定食を食べる。


帰りの飛行機が2時間くらい遅れた。
3連休での旅行なので、北海道の規模を考えるとちょっと忙しなかったな。

可能なら3連休に有休を1日加えれば、最終日は家で休むのが良いと思う。
正直、旅の疲れは翌日にかなり残るよ。