年末の石垣・与那国旅行

【12月27日】志木那島診療所


旅行中は夜に暇なので早めに寝てしまうこともあり、いつも早朝に目が覚める。
今朝も6時に起床。
空港行きの循環バスに乗るため派出所前にやってきた。


青いバスが与那国の循環バスで無料で乗ることができる。


空港で予約していたレンタカーを調達。
今日の相棒はトヨタのパッソだった。(4,400円)


いきなり志木那島診療所へ。
ドラマの世界が本当に存在するかのように当たり前に佇んでいた。


診療所は元々あった建物を利用している訳ではなくて、ドラマのために2,000万円をかけて新築したそうだ。
だけど真新しく見せる訳にはいかないので、雨漏りの跡を天井に付けたりと古く見せるように工夫しているみたい。


ドラマの名シーンが生まれたビーチも当時のまま。
ドラマ自体は20年近く前の作品なのだけど、僻地過ぎて開発されないので、本当に何も変わってない。


診療所は診察料という名目で300円だった。


この診療所は係の人がいる訳では無人。
それなのに荒らされる訳でもなく、小道具が盗まれる訳でもなく、ドラマの世界を残している。


村民が集まる待合室。


朝一で来たので、他の観光客はまだ来ていない。
自分ひとりでドラマの世界に入り込めるのは貴重な体験だった。


診察室。
白衣を着て記念写真を撮っても良いみたい。


中島みゆきの主題歌で銀の竜として歌われている自転車があった。
島内はかなり広いので、これで往診は厳しすぎるな、と思った。


小道具のカルテとかも全部、残っているんだよな。


病室の窓からはビーチが見える。


手術室では劇場版のドクターコトー診療所が流れていた。


外に出て裏手に回ってみる。
ここはドラマに出てこない。


裏手からさらに進むと沢になっていた。


与那国まで来て良かったな。
ドラマの世界が本当に存在しているような気分を味わえた。


ドラマのEDでコトー先生が自転車をこいでいるシーンの道路へ。
隣が牧場なので糞が大量に落ちている。
当然、ドラマでは糞は映っていないので撮影前に処理しているのだうな。
来ないと気が付かない撮影の苦労を垣間見た。


漁師たちのたまり場になっているスナック「まり」。
外観だけで店内はスタジオでの撮影だったみたい。


ティンダバナの展望台へ。


5分くらいで到着。


与那国には3つの集落があり、ここから見えるのは祖納という名前の集落。


天候が持ちそうなので、今のうちに六畳ビーチへ。


ここもドクターコトー診療所のロケ地でドラマではひなちゃんとたけひろの秘密の場所として描かれている。


美しく小さなビーチ。


降りるのは大変なのだけど、ドラマのひなちゃんとたけひろは子供なので、子供が行けるなら俺でも行けるだろ、と思って降りてみた。


しかしここまで下りたところで断念。
地面がぬかるんでいることに加えて、掴むところないので、滑落の危険がある。
秘密のビーチは秘密のままにしておくか。


漁港に戻り昼食を取ることにした。


漁港定食を注文(1,700円)
かじきのお刺身にかじきのから揚げとかじき尽くし。
そばはあざみの葉や茎、根を粉末にして練りこんでいるらしく、普通のそばとは違った舌ざわりだった。
刺身は抜群に美味しい。
こんなにきれいな海で取れる魚が美味しくない訳がない。


クルマに戻ってくるとまた雨。
降ったりやんだりなので、タイミングを計って観光している。


雨は止まないけど、岬の方を目指す。
与那国は3つの集落を除くとこんな道がばかり。


途中、牛に通せんぼされてしまった。
待っていたけど、牛は完全に沈黙。


勇気をあるクルマが追い抜いて行ったけど、牛はものともしなかった。
俺も近づいてクラクションを鳴らしたりしようかな、と思ったけどレンタカーなので、突進してきたりしたら嫌なのでやめといた。


結局、遠回りして東崎展望台へ。
雨が弱くなった隙間に灯台を目指す。


近くまで来たけど道がなくなったので断念。
あちこち馬糞だらけなので、これ以上、先に進む気がしなかった。


風は強いけど昨日と比べると大分、暖かい。


馬は与那国馬という在来種で粗食にも耐える屈強な馬らしい。
しかし、ずっと草を食べている。
小型とは130kgの体を草だけで維持するのだから、起きている間はずっと食べ続ける宿命なのだろう。


昨日、早くついて観光したので、行くところがなくなってしまった。
あてもなくドライブを続ける。


途中、きれいな海が見えたので車を停める。


海がすごく青い。


雨天でこれなので、晴れていたら別世界のようだろうな。


雨が強くなってきたので車に戻る。


バケツをひっくり返したかのような土砂降り。
まだ少し早いけど、空港に戻ってレンタカーを返却することにした。


帰りもプロペラ機で石垣島へ。


名残惜しくも与那国を出発。
恐らく人生最初で最後の与那国、気が進まない感じだったけど、来てよかった。


25分のフライトで一瞬、うとうとした瞬間に着いた。


バスに乗り、一昨日のゲストハウスに戻ってきた。


お腹が減ったので、ゲストハウス近く食堂に直行。


泡盛の水割りを注文(500円)
とんでもなく薄い。
昨日の泡盛は大サービスの濃さでアルコール度数15%くらいあったと思うけど、これは3%くらいだと思う。


食事は豆腐チャンプルー定食を注文。(1,100円)
シャキシャキ野菜とちょうど良い塩加減で美味しい。
酒が薄すぎて全然、酔わなかったけど寝る前にも飲むので良いかな。
いったん部屋に戻って、この旅日記を書いた。