沖縄本島ひとり旅

36歳にしての初めての沖縄旅行。
年末の沖縄はオフシーズンなので、早割りを利用すれば、ANAで航空券が2.3万円で買える。
連日20℃超えで温かいし、年末の沖縄は悪くないよ。

MEMO
旅行日:2017年12月27日~30日

【初日】沖縄本島に到着


夕方17時頃に便だったんだけど、機材トラブルで遅れたせいで到着したのは、21時過ぎ。
ANAからお詫びに1,000円が配られたけど、割に合わないな、思った。


とりあえず、国際通りのホテルにチェックイン。
ベッドだけの狭い部屋だけど、シャワーとトイレが付いているので、全く問題なし。
値段は4000円くらいだった、と思う。


とりあえず、国際通りのやっぱりステーキで飯にする。


オリオンビールでステーキを流し込む。
うまい!
サラダとスープは取り放題だし、カウンターもあるので、ひとりでも全く問題なし。


国際通りは沖縄本島のメインストリートなんだけど、夜は大分、寂しいかんじだった。
沖縄は外国人観光客も多いので、もうちょっと派手にやれば良いのにね。


ちょっと飲み足りなかったので、コンビニで沖縄っぽいおつまみを買う。
黒糖だけど、本当に単なる砂糖だった。
これどうやって食べるんだ?
砂糖だけで食べても旨くないので、ほとんど捨てたよ。
そのまま食べるんじゃなくて、コーヒーとかに入れるのかもしれない。

【2日目】沖縄戦を知る


8時頃に起床。
ホテルで食パンのトーストとコーヒーだけの朝食を取り、出発。
天気も問題なさそうだ。


とりあえず、モノレールに乗ってレンタカー屋の最寄り駅まで移動する。


スイカに対応していなんだよね。
これは不便なので、対応してほしい。


モノレールからの景色は悪くない。
ただ輸送力が足りていないのか、かなりの混雑だった。


モノレールを降りて、レンタカーを借りる。
今回の旅の相棒はマツダのデミオだったよ。


首里城から観光開始。
そういえば、クルマを駐車場に止めるときにいきなり「日本語分かる?」って聞かれた。
ぼっちでクルマを運転して観光する外国人は珍しいと思うけど、それでも勘違いするんだから、よっぽど外国人観光客が多いんだろうね。


沖縄って昔は独立した琉球国だったんだ、と考えると不思議な感じ。
建物自体はそんなに豪華絢爛でもなく、規模感的にも結構、小さい。
ちょっと立派な神社くらいだと思う。


この石垣なんだけど、下の方は当時のものらしいよ。


旧海軍司令部壕へ。


戦時中、ここには司令部があった。
薄暗い階段を下に降りていく。


ところどころこのような大きな部屋がある。
当時は、医務室、食糧庫、発電室などがあったようだ。


デコボコの壁は手掘りの証し。
当時の苦労を思い知らせれる。


手りゅう弾で自決したときの跡が今でもくっきりと残っていた。
片づけるの大変だっただろうな・・・


適当に見つけた定食屋で昼食にする。
山盛りのゴーヤチャンプルーを食べる。
文句なしの旨さだった。


ひめゆり平和祈念資料館へ。
ここは戦争に巻き込まれた女学生の悲劇を伝えている資料館だ。


入口のすぐそばにはガマと言われる自然の洞窟があった。
日本で唯一の地上戦が行われた沖縄では、これを住民たちは避難のために活用した。


資料館では、ひめゆり学徒隊の悲劇を映画にして上映している。
怪我をした人を献身的に看護する女学生、しかし戦争の長期化や物資の枯渇が進むにつれて、遂には学徒隊も解散になる。
THE BOOMの楽曲に島唄という有名な作品があるけど、この資料館を訪れたことをキッカケに作ったらしいよ。
なので、この資料館を訪れた後にもう一度、島唄を聞いてみてほしい。
歌詞に込められた思いを理解できると思うよ。


平和記念資料館へ。


戦後、沖縄がアメリカに統治されていたときの街並みが再現されている。
これが、この博物館で一番、良かった。


沖縄って1978年まで道路は右側通行だったんだよ。
1978年ってそんなに昔じゃない。
俺が生まれる3年前だからな。


博物館の展望台からの眺め。


慰霊碑に手を合わせる。


日も暮れてきたので、宿に移動。
駐車場がある民宿を取った。
料金は2000円で部屋も広く良い感じだった。
風呂とトイレは共用だったけど、他の客を見かけなかった。


花笠食道でラフテー定食を食べる。


そのあとは散歩。
開いているゲームセンターを見つけた。

【3日目】廃墟とグスク


今日は沖縄本島を北上する。
まずは、首里劇場という廃墟みたいな映画館に立ち寄った。


上映時間に合えば、映画を見てみたかった。
これまで、一度もまともにエロ映画って見たことがないしな。


玉陵へ。
ここは琉球王のお墓。
一見、何だか東南アジアっぽい。
ベトナムあたりにありそう。


真栄原社交街跡地に立ち寄る。
ここは、昔、米兵向けの風俗街になっていたんだけど、現在、その姿はない。


もうこういう風俗街って日本には残ってないね。
飛田新地くらいか。
でもあれは観光地化されすぎているので、アングラ感がまるでない。


中城高原ホテルの廃墟へ。
ここは、中城(ナカグスク)という遺跡の敷地内にあるので、かんたんにアクセスできる。


一応、立ち入り禁止だけど、アクセスの良さから、かなりたくさんの観光客が入ってくるよ。


この崩壊具合が廃墟ファンにはたまらない。


通路は光が差し込み明るいので、安心だよ。


一番、奥に到着すると鳥居があった。


そして、さらに下に続く洞窟が。
だけど、これは入らなかったよ。
さすがに真っ暗だろうし、危ないからね。


引き返して、もうちょっと廃墟探索を続ける。


屋上に上がってみる。


これ以上、先に進むのは無理だな。
ドローンを持っていたら、上から探索できると思うので、楽しそう。


中城へ。
ここからの見晴らしは最高だった。


万座毛。
強風が吹きつけるので寒い。
早々に引き上げた。


ドライブに疲れたので、少し休憩。
曇っているのに沖縄の海は青かった。


宿にチェックイン。
周辺に何もなかったので、コンビニ弁当にしたよ。
一応、タコスライスにして沖縄っぽいものにしてみた。
することがないので、民宿に置いたあった漫画ばっかり読んで、この日は終了

【4日目】美ら海水族館へ、そして旅の終わり


朝一で美ら海水族館へ。
激混み、と聞いていたので、朝一で来れられるように付近に宿を取ったんだよね。


この水族館の見どころは、とにかくこの巨大水槽。


でっかいサメが平然と泳いでいるのには、感動した。


近くの植物園にも行く。


空いているので、のんびる花を楽しめる。


昼食はソーキそばにした。
そろそろ、帰りの飛行機があるので、戻らないといけない。


帰り道にヤチムンの里に立ち寄り。
沖縄伝統の陶器が買えるんだけど、正直、あんまり興味が湧かなかった。

このあとは、レンタカーを返却して、那覇空港に移動。
冬休みの長さからすると、4日間の旅行は短い気もするけど、やっぱり正月は家でのんびり過ごしたいからね。
沖縄は石垣島とか、他にも見どころがあるので、いつか行きたい。
日本最西端の西表島。
やっぱり旅人として、一度は到達しないといけないよな。