昭和の町、とアピールされたなら訪問せずにはいられない。
4連休の初日は東京のはずれにある青梅市にやってきた。
一番の目的は昭和レトロ商品博物館を見学することだ。
すぐ隣に赤塚不二夫会館があって、そこでチケットを買う。
なので、昭和レトロ商品博物館の前にまずはここを見学する。
あまりに有名になったトキワ荘。
これを取り壊したのは1981年らしいね。
俺が生まれた年だよ。
これだけ有名なるなら残しておけば良かったのにね。
再現されたトキワ荘の部屋。
正直、バカボンくらいしか見たことないな。
隣のレトロ商品博物館へ。
面白い。
メンコとか俺が小学生の頃は近所の駄菓子屋でよく買ったものだよ。
あれからもう30年も経過し、子供の頃に遊んだおもちゃは博物館入りするまでになってしまった。
これにそっくりな鉛筆削りは2か月前の引っ越しのときに出てきたんだよ。
捨ててしまったけど、残しておけばよかったかな。
古い映画のポスターも展示されている。
レ・ミゼラブルってこんな昔からあったのか。
2階は雪女特集になっていた。
雪女の舞台は青梅市みたいだな。
東北かと思ったよ。
昭和幻燈館に移動。
ここは猫に関するものが置いてある。
昭和っぽくしてあるけど、当時はこんなものはないよね。
最近、作ったものだろう。
ここはジオラマが雰囲気があって良かった。
ノスタルジックな感じがよく表現されていると思う。
周辺を少し散歩することにした。
右手は写真館なんだけど、大正の頃のような建物で存在感がある。
写真館のショーウィンドウに張り付けられていた説明を読むと青梅市はかなり衰退しているようだ。
現状を打開するためか屋外アートに力を入れている。
猫をコンセプトにしているようだな。
右の錆びたオブジェクトもかなり謎めいている。
青梅駅。
都内だと思えないほど、地方感がすごい。
駅前にあるデパートはつぶれていた。
竣工昭和47年。
もう50年近くも前に建てられたデパートだ。
当時は相当、賑わっていたんだろうな。
変な通りを見つけたので、入ってみる。
狭い通りには猫のオブジェクトがあちこちにある。
これって住んでいる人が個人的に置いたのだろうか。
何の店かもよく分からない。
店の看板も名作をモチーフにしたものが多くて、面白い。
バスの停留所もあえて古めかしくしている。
思いつきで何気なく来てみたけど、割と楽しめたな。
意図的に昭和っぽっくしてみましたー、と言うノリなんだろうけど、駅前の廃れっぷりはガチで昭和の名残があり、作為的なものとそうでないものが混在していて面白かったよ。
一応都内で土曜日だと言うのに客もほとんどいないしね。